年: 2024年

【作品展のお知らせ】

♪ 今年も素敵なDMが出来ました ♪
毎年採用されるのは誰の作品か?と子どもたちは密にワクワクしているようです。^^
今年は例年の二倍の広さで行います!おおきな木の活動をぜひ体感してください。
*****
おおきな木展
-アートの広さと深さに触れる機会を多方面から提案するアトリエの作品展 会場には子どもたちの ❝ ワクワク ❞ がいっぱい-
日時:2024年12月20日(金)10:00-18:00
21日(土)10:00-18:00
22日(日)10:00-15:00
(いずれも入館は終了時間の30分前まで)
会場:川口市立アートギャラリー アトリア(展示室A・B )
〒332-0033 埼玉県川口市並木元町1-76 URL: https://atlia.jp/
アクセス:
JR 川口駅(京浜東北線)東口から徒歩約8 分
駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
お願い:
会場内への飲食物・生花の持ち込みが禁止となっております。出展者へのお祝いのお花等、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
お問合せ:080-5038-4913 創造アトリエ おおきな木 川﨑
主催:創造アトリエ おおきな木
協力:盆栽 喜楽園  はちす葉 (スペシャルプロジェクト)
▢DM・ポスターデザイン
Lallasoo Poopo Lab. https://lallasoo.com/
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「盆栽ツアー」みんなでお出かけ♪

先日、地元川口市赤山にある盆栽 喜楽園さんまで、アトリエの子どもたちと見学に行ってきました。日差しも暖かく、紅葉が美しくとっても気持ちよかった~。
現在、アトリエの高学年㈮クラスでは、川口の盆栽を体験するプロジェクトを行っています。盆栽 喜楽園の園主:飯村さんとは、前職のお仕事でお世話になったご縁があります。いまでもこうやって繋がりを持たせていただけて本当に有難い思いです。
何て贅沢なレッスン。。
盆栽って本当に奥深く、面白い。
来週は実際にミニ盆栽にチャレンジです。
(盆栽プロジェクトの様子も追ってレポートしていきます。(^^)/)
帰りにイイナパークに寄り、みんなでお昼ごはんを食べ、広場で鬼ごっこ。はしゃぎすぎた~。楽しすぎた~。
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【親子クラス】(3歳児)

いろいろな形の段ボール端材に、好きなように色を塗る。
それぞれの端材を、気の向くままに貼り合わせてみる。
“何か“ を作るわけではないけれど、
“アヒルの赤ちゃん“ と “ロボット“ になったらしい。
そのうち、ごっこ遊びが始まって、延々と続いていました。^^
帰宅後も、さんざんアヒルの赤ちゃんのお世話をした様子で、寝かしつけながら、自分も寝落ちしたようです。
*寝落ちの写真が親御様から送られてきました。可愛いですね。^^
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「死んでいるけれど、生きている」

秋といえば秋刀魚。
今年はようやく手に入りやすくなりましたが、かなりスリムです。昔はもっと太かったですよね。
さて、最近の子達は頭のついた魚を見る機会が少ないようで、
「これ、生きてるの?」なんて、聞いてくる子も!
先ずは、しっかり観察です。
「魚ツルツルして気持ちい〜!」
「げぇ~、気持ち悪い〜」
「口、結構ひらくよ!舌もある!」
「目玉、プニプニ!」
「かわいぃ~」
「くさいー!」
「なんか出てきた!(う○こ?)
「血が出てきたー」
「ぎゃー」
たくさん観察した後は、オイルパステルで、混色しながら、色を見つけて描きました。
いざ描き始めると、
先ほどのざわつきがウソのように、集中モードになりました。
単色で塗る紫と、混色でつくる紫の違い、
白といっても様々な種類の白があること。
混色する事で、厚みのある奥深い色になります。
目の前の秋刀魚は、死んでいるけれど、
卵から孵り、成魚になるまで生き抜き、
何ヶ月も海を泳いぎ、引き締まるからだ。
血の通った”生物としての秋刀魚”であるということ。
描き終わってからの鑑賞会では、皆が作品を見て、
「からだの厚みを感じる。」
「前に進もうとする感じがする。」
「表情があってカワイイ。」
「死んでるんだけど、生きている感じがする。」
「色々な色で描かれているから、魚からオーラが出ているように見える。」
といった感想がありました。
これは、人や植物を描く時にも感じますが、混色のもつ力でもありますね。色彩の重複さは命を感じます。
そこに、作者の思いが入ると、絵に命が宿りますね。
持ち帰った秋刀魚は、その日の食卓に上がったようですが、保護者の方から、こんな印象に残るエピソードを伺いました。
***
娘は、魚アレルギーがあり、いままで食べたことありまんでしたが、「食べてみたい。」といって一口だけ食べてみました。すると「美味しい!」といってアレルギー反応も出ませんでした。
***
楽しい経験が、
新たな一歩につながるって最高ですね。^ ^
臨床美術プログラム「秋刀魚の観察画」
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「久しぶりのペン画」

ペン画経験者には、今年は数点モチーフを選んで構成も考えてもらいました。
下書きなしの一発勝負!!だからこそ表れる、
“ 勢い ” や “ 緊張感 ”
集中して観察するからこそ表れる、モチーフの
“ 本質 ” や “ 存在感 ”
初めての子は、失敗が怖くて、大騒ぎしていましたが、
それも、また経験。
うまくいかないことも含めて楽しみたい。
お友達の出来上がりを見て、
“ 魅力的な絵 ” とは何か?
を、なんとなく感じ取る。それができるのがアトリエのいい所。
今年は、自分たちで枝を選んで(拾ってきたりして)、ナイフで削ってペンも作りました。初めてのナイフ使いに、ドキドキ。
皆とても集中し、誰一人怪我無く、無事にマイペンが作れました!
自分のペンで描くと、よりワクワクしますね~。^^
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【色相環図づくりからのオリジナル時計】

新学期は毎年、三原色による色作りを行います。色相環では補色についても考えてみました。
街の看板やお店のロゴに補色が使われていることや(セブンイレブンやIKEAなど)、色の持つ効果(なぜ、ファーストフード店には赤や黄色やオレンジが多いかなど)、改めて見てみると色彩による心理効果などがある事がわかります。図工美術が好きなみんなには楽しい発見ですね。^^
さて、せっかく色彩カードを作ったので、そのままで終わらせるのがもったいなく、ちょうど12色あるということで、これらのカードを使って時計を作ることにしました。
オリジナルの数字を作っていくのですが、これがなかなか大変で、皆アイディア出しに頭を抱えました。^^
色から連想してゆく人、数字からアイディアを広げてゆく人…、また、他の人のアイディアからヒントを得ることもありますね。互いを刺激し合う…、アトリエの良さはそんなところにあります。^^
全部を紹介できなくて心苦しいですが、これらの時計は冬に開催予定のアトリエ作品展にて紹介します。お楽しみに。^^
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「にじみ絵」

2.3歳児の親子クラスまた、幼児クラスでは、にじみ遊びを。
色と色が出会うことで生まれる新しい色–
色の上にさらに色が重なる美しさ–
じゅわぁ~とゆっくりひろがっていく心地よさ–
シンプルな遊びですが、子ども達は飽きずにいつまでも、いつまでも— ^^
2歳さん達は、全ての出会いが驚きの連続の様で、
絵具が紙の上で繰り広げる美しき驚きの世界にとにかく無我夢中。
ずっとテンション上がりっぱなしでした。
幼児クラスの子ども達は、浮かび上がる複雑な色や形の中に、
「海の中みたいだ」
「カメが浮かび上がってきた」
「お花がたくさん咲いているんだよ」
「ここは、わたしのお城なの」
「ここの色の感じが、とても気に入っているの」
などと、何かを見出す子、感じ取る子、様々でした。
豊かな子ども達の心に触れ、こちらまで心が潤いました。
最後にオマケで蝶を。▷◁
この時期らしい、爽やかな活動となりました。
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「菜の花を描く(低学年クラス)」

低学年では、赤・青・黄の三原色+白をつかって、調色しながら描きました。
4月からアトリエに入ったばかりの子達にはなかなか難しかったかもしれませんが、皆じっくりと、葉や花の形や色を観察していました。

大胆に、繊細に、楽し気に–

それぞれの感じ取った魅力的な葉の花になりましたね。^^

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「菜の花を描く (高学年クラス・アートクラス・ゆっくりクラス)」

春になると黄色い花があちこちに。
いつもモチーフでお世話になっている地元の農家さんより、
たくさんの種類の菜の花を摘ませていただきました。
菜の花には沢山の種類、色があります。意外と知らずに過ごしていますよね。
今回は、
・小松菜
・のらぼう菜
・からし大根の花
・プチベェール(芽キャベツとケールの掛け合わせ。白、緑、赤紫などの品種がある。)
をいただきました。
それぞれ、花の色、葉の形など特徴が異なり、
子ども達は、気になる花を数本自分でチョイスし、花瓶に生けて描きました。
水彩絵の具の滲みをうまく利用した、とっても透明感のある絵になりました。
背景に春の空気を描いている子も多く、奥行きを感じますね。
高学年といえど、新四年生の子も多く、少し前まで幼かった子達も、
しっかりと集中力がつき、丁寧に観察し描くようになったことだなと感心しました。
アートクラス(中高生)になると、目の前の花からさらにイメージを広げて、
大胆な切り口で描く子が多く、作家性を強く感じました。
ゆっくりさんクラスでは、固定概念にとらわれない色とりどりの菜の花が。
その柔軟な視点に心が震えました。
アトリエの壁は、春でいっぱいです。^^
協力;肥留間農園 川口市辻
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「型染め」

4月には新しいお友達も入ってくるので毎年恒例のアトリエバックづくりです。
以前、川口の染色工房ninoiroさんに教えていただいた型染めという技法です。
今年は、リュックタイプも作りました。
もう何度か作った経験のある子達は、どんどん手が動き型作りも染めもお手のもの。
皆、とっても良く似合っています。
街中でも注目されますね!^^
■染織工房ninoiro ホーム | ninoiro
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「みんなで描く、おおきな絵」

桜も満開ですね。🌸
今日は久しぶりに床で春の絵を描きました。
「春に見つけられるもの」を聞いてみると、蟻や蜂、蝶やテントウ虫の活動を見たという子や、桜の花の開いたものや、小さいまま(つぼみ)のものも見たよ。と花の様子を教えてくれる子もいました。そんな、みんなが見つけた春を描くことに—
そのうち、子ども達は自分の世界に入っていき、火山や、恐竜や、車など好きなものが描かれていきました。春の空気の中をドライブかな。^^
絵の具に入る前に、「不思議な種」をイメージした茶紙を丸めたもの(種)を紹介し、大きく育ち芽が出るようにと、大地の栄養(茶色い絵の具)を与えて(塗って)もらいました。
絵の具では、色の混色や、はじき絵を楽しみます。そして、なによりも、手や足を使って描く時の感触の気持ちよさに大興奮です。^^
そんな中、最初から別の要求をする子がいました。
「私がやりたいことは、こういうのじゃない。」
「絵がぐちゃぐちゃになるのは、いや!」
はっきりとした意見です。
本人と相談し、一人で別の画用紙に描くことにしました。
とはいえ、彼女は思ったように描けず悪戦苦闘…
しばらく様子を見ていましたが、最終的には納得のいくものが出来た様子。
「不思議な種」は、みんなの絵具遊びが終わる頃には、大きくなり、みんなの絵と合体です。すると、おおきな大木に。
よし、桜の木にしよう!ということで、花びらが舞う様子も描き込みました。
彼女の作った蝶を、桜の大木に留まらせると、これがまた、とっても素敵。✨
彼女もとっても嬉しそう。^^
みんなで眺めて笑顔になりました。
満開の桜、もう少し見続けたいですね。🌸
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🌸ひな祭り🌸

吊るし雛は、生まれてきた子が、衣食住に困らないようにと、幸せを願って飾られているようです。
モチーフは様々で、調べてみるのも楽しいですね。  
アトリエでは、実際の吊るし雛にあるモチーフだけでなく、自分の好きなものを作る子もたくさんいました。
女の子だけでなく、男の子も一緒につくって楽しめるのもいいですね。
皆んなで並べるとまた華やかで素敵です。
世界中の子どもたちが、笑顔で暮らせますようにと願いを込めて—。
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「大根のちぎり絵」

地元の農家さんで、立派な青首大根を引き抜かせていただきました。
立派な大根に負けないくらい、皆んなのびのびと描いていて、側で見ていてワクワクしました。
始めに皆で生の大根をかじりました。(苦いと感じる子や、甘いと感じる子など様々)
一人ひとりの表現の違いが興味深く、
みずみずしさや味わいを意識している人、
形の面白さを意識している大胆な人、
肌触りや質感や細部に注目している人、
そこに在るという、存在感を感じている人…、
それぞれの視点が豊かだなぁ。と毎回感じます。
そのことを子ども達もきっと感じていることでしょう。
そして、なんといっても、描きたくなる素材の魅力に感謝です。
協力:肥留間農園 (川口市辻)
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