「菜の花を描く(低学年クラス)」
低学年では、赤・青・黄の三原色+白をつかって、調色しながら描きました。
4月からアトリエに入ったばかりの子達にはなかなか難しかったかもしれませんが、皆じっくりと、葉や花の形や色を観察していました。
大胆に、繊細に、楽し気に–
それぞれの感じ取った魅力的な葉の花になりましたね。^^
低学年では、赤・青・黄の三原色+白をつかって、調色しながら描きました。
4月からアトリエに入ったばかりの子達にはなかなか難しかったかもしれませんが、皆じっくりと、葉や花の形や色を観察していました。
大胆に、繊細に、楽し気に–
それぞれの感じ取った魅力的な葉の花になりましたね。^^
7月のアトリエ。
たくさんのお花をいただいたことと、前回のスイカで、しっかり観察して描くことを意識できたので、久しぶりにペン画を。こちらも下書きなしです。
墨を使うと、より修正が効かないので、
誰かが、ポツリと
「描ける気がしない、、」と。^ ^;
他の誰かが、
「めちゃくちゃ楽しそー!」
「ミスっても、それをいかせばいーんじゃない?」と。(その通り!)
皆でやると、色々な発言があっていいものです。^ ^
出来上がった皆の花の素晴らしいこと!
こぼれた墨も、あれ?となった線も、作品自体に魅力があれば、まったく気にならないと、本人達も気付いたようでした。^ ^
7月は、みずみずしいスイカを描きました。丸ごとのスイカを見て、皆大盛り上がり!とっても甘ーい。^ ^
三原色を基本として色づくりを行い、スイカの色や、形、重さや、質感をよく観察して描きます。(低学年は主に色や質感に注目するために、三日月型にカット。高学年は立体を意識するために、さらに半分にカットしました。)
微妙な色づくりは実験のようで、難しいけれどワクワクした気持ちが大きく、皆とても集中していました。
下書き無しで少しづつ描き進めていくと、いつのまにか見事なスイカに!
終わった後は、皆で食べたり、持ち帰ったり。
「同じスイカでも、こんなに違いが出るんだねー!」と鑑賞の時間も盛り上がりました。
自分で色を作るからこそ、その違いがより出てきますね。
普段から是非、絵の具セットの中の色だけでなく、自分で色を作って描いてほしいなと思います。^ ^
前回の「春の空気」からかなりの時間が空いてしまいましたが、続きのレポートを。
皆が描いた「春の空気」を背景とし、その上に満開の桜を描きました。それぞれの想う桜の花びらの色、またフォルム、そしてどこを切り取るのか…が全く違っていて、とても興味深いものでした。
好奇心の強い子は、紙を破ってみたり、筆変わりになるものを探したり、色々と表現方法を模索している姿がありました。
皆、黙々と取り組み、個性(作家性)が強く出ており、鑑賞会では、他者の作品に皆、興味津々の様子でした。
約7か月間のお休み期間を経て、アトリエはリニューアル、昨年末の11月に再スタートしました。それに伴い、HPやリーフレットも新しくなりました。日々の活動が目まぐるしく過ぎていく中で、なかなかレポートを書く時間が取れませんが、時々、活動の様子やアトリエで大切に想っていることなどを書き綴っていきたいと思います。
新学期が始まった4月上旬、新しいメンバーを迎えた第一回目のレッスンでは、「春の空気」を表現する時間にしました。
「“春の空気”ってどんな感じだろう?」と聞いてみると、それぞれの想いが出てきました。
ふわふわした感じ/冷たい風/花の匂い/あたたかい光/カラフルな色/強い風/花粉/花びらが舞う感じ/ねむくなる感じ/虫や植物などの気配/雨の匂い/嵐…
途中、「花粉症が酷いので、春はあまり好きじゃない」という子も。
表現とは、美しいものや心地の良いものだけではなく、
嫌な気持ちや、辛い気持ちを描くことも表現であるということ。
そんな話をしたのち、
「今、どんな気配を感じている?」
「匂いはどんな風に漂っている?」
状況をイメージし、今、自分が実際に感じていることを描くように伝えました。
とくに、高学年や中学生くらいになると、技術的なことに興味がいきがちなので、もう一度、描くことの本質に触れたいと思いました。
一人3枚程度描きましたが、教室が静まり返るほどで、自らの絵の中に意識が入っている様子でした。
描き終えると一人ひとり、お気に入りの一枚を皆に紹介です。鑑賞者は、それに対して、どのように感じたのか、それはどうしてか、を伝えます。描いた本人も気づかない感想をもらい、新たな発見があったり、描いた思いがそのまま伝わって共感したり…。
鑑賞会は作品を深く読み取ることに繋がるので、洞察力や、表現力が豊かになります。そして、なんといっても相手の事を知ることができ、様々な価値観があることを体感できます。
新しいメンバーの皆さん、どうぞよろしくお願いします!
*****
<HP及びリーフレットデザイン>
アトリエオープン時からデザインを担当してくださっている
ララスー・デザイン さんのサイト
Lallasoo Poopo Lab. https://lallasoo.com
「春の空気」