「にじみ絵」

2.3歳児の親子クラスまた、幼児クラスでは、にじみ遊びを。
色と色が出会うことで生まれる新しい色–
色の上にさらに色が重なる美しさ–
じゅわぁ~とゆっくりひろがっていく心地よさ–
シンプルな遊びですが、子ども達は飽きずにいつまでも、いつまでも— ^^
2歳さん達は、全ての出会いが驚きの連続の様で、
絵具が紙の上で繰り広げる美しき驚きの世界にとにかく無我夢中。
ずっとテンション上がりっぱなしでした。
幼児クラスの子ども達は、浮かび上がる複雑な色や形の中に、
「海の中みたいだ」
「カメが浮かび上がってきた」
「お花がたくさん咲いているんだよ」
「ここは、わたしのお城なの」
「ここの色の感じが、とても気に入っているの」
などと、何かを見出す子、感じ取る子、様々でした。
豊かな子ども達の心に触れ、こちらまで心が潤いました。
最後にオマケで蝶を。▷◁
この時期らしい、爽やかな活動となりました。
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「菜の花を描く(低学年クラス)」

低学年では、赤・青・黄の三原色+白をつかって、調色しながら描きました。
4月からアトリエに入ったばかりの子達にはなかなか難しかったかもしれませんが、皆じっくりと、葉や花の形や色を観察していました。

大胆に、繊細に、楽し気に–

それぞれの感じ取った魅力的な葉の花になりましたね。^^

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「菜の花を描く (高学年クラス・アートクラス・ゆっくりクラス)」

春になると黄色い花があちこちに。
いつもモチーフでお世話になっている地元の農家さんより、
たくさんの種類の菜の花を摘ませていただきました。
菜の花には沢山の種類、色があります。意外と知らずに過ごしていますよね。
今回は、
・小松菜
・のらぼう菜
・からし大根の花
・プチベェール(芽キャベツとケールの掛け合わせ。白、緑、赤紫などの品種がある。)
をいただきました。
それぞれ、花の色、葉の形など特徴が異なり、
子ども達は、気になる花を数本自分でチョイスし、花瓶に生けて描きました。
水彩絵の具の滲みをうまく利用した、とっても透明感のある絵になりました。
背景に春の空気を描いている子も多く、奥行きを感じますね。
高学年といえど、新四年生の子も多く、少し前まで幼かった子達も、
しっかりと集中力がつき、丁寧に観察し描くようになったことだなと感心しました。
アートクラス(中高生)になると、目の前の花からさらにイメージを広げて、
大胆な切り口で描く子が多く、作家性を強く感じました。
ゆっくりさんクラスでは、固定概念にとらわれない色とりどりの菜の花が。
その柔軟な視点に心が震えました。
アトリエの壁は、春でいっぱいです。^^
協力;肥留間農園 川口市辻
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「型染め」

4月には新しいお友達も入ってくるので毎年恒例のアトリエバックづくりです。
以前、川口の染色工房ninoiroさんに教えていただいた型染めという技法です。
今年は、リュックタイプも作りました。
もう何度か作った経験のある子達は、どんどん手が動き型作りも染めもお手のもの。
皆、とっても良く似合っています。
街中でも注目されますね!^^
■染織工房ninoiro ホーム | ninoiro
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「みんなで描く、おおきな絵」

桜も満開ですね。🌸
今日は久しぶりに床で春の絵を描きました。
「春に見つけられるもの」を聞いてみると、蟻や蜂、蝶やテントウ虫の活動を見たという子や、桜の花の開いたものや、小さいまま(つぼみ)のものも見たよ。と花の様子を教えてくれる子もいました。そんな、みんなが見つけた春を描くことに—
そのうち、子ども達は自分の世界に入っていき、火山や、恐竜や、車など好きなものが描かれていきました。春の空気の中をドライブかな。^^
絵の具に入る前に、「不思議な種」をイメージした茶紙を丸めたもの(種)を紹介し、大きく育ち芽が出るようにと、大地の栄養(茶色い絵の具)を与えて(塗って)もらいました。
絵の具では、色の混色や、はじき絵を楽しみます。そして、なによりも、手や足を使って描く時の感触の気持ちよさに大興奮です。^^
そんな中、最初から別の要求をする子がいました。
「私がやりたいことは、こういうのじゃない。」
「絵がぐちゃぐちゃになるのは、いや!」
はっきりとした意見です。
本人と相談し、一人で別の画用紙に描くことにしました。
とはいえ、彼女は思ったように描けず悪戦苦闘…
しばらく様子を見ていましたが、最終的には納得のいくものが出来た様子。
「不思議な種」は、みんなの絵具遊びが終わる頃には、大きくなり、みんなの絵と合体です。すると、おおきな大木に。
よし、桜の木にしよう!ということで、花びらが舞う様子も描き込みました。
彼女の作った蝶を、桜の大木に留まらせると、これがまた、とっても素敵。✨
彼女もとっても嬉しそう。^^
みんなで眺めて笑顔になりました。
満開の桜、もう少し見続けたいですね。🌸
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🌸ひな祭り🌸

吊るし雛は、生まれてきた子が、衣食住に困らないようにと、幸せを願って飾られているようです。
モチーフは様々で、調べてみるのも楽しいですね。  
アトリエでは、実際の吊るし雛にあるモチーフだけでなく、自分の好きなものを作る子もたくさんいました。
女の子だけでなく、男の子も一緒につくって楽しめるのもいいですね。
皆んなで並べるとまた華やかで素敵です。
世界中の子どもたちが、笑顔で暮らせますようにと願いを込めて—。
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「大根のちぎり絵」

地元の農家さんで、立派な青首大根を引き抜かせていただきました。
立派な大根に負けないくらい、皆んなのびのびと描いていて、側で見ていてワクワクしました。
始めに皆で生の大根をかじりました。(苦いと感じる子や、甘いと感じる子など様々)
一人ひとりの表現の違いが興味深く、
みずみずしさや味わいを意識している人、
形の面白さを意識している大胆な人、
肌触りや質感や細部に注目している人、
そこに在るという、存在感を感じている人…、
それぞれの視点が豊かだなぁ。と毎回感じます。
そのことを子ども達もきっと感じていることでしょう。
そして、なんといっても、描きたくなる素材の魅力に感謝です。
協力:肥留間農園 (川口市辻)
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作品展の振り返り

12月2日、3日に行った作品展から時間が経ってしまいましたが、今年のうちに振り返りを書いておきたいと思います。

実は、夏にデイビッドホックニー展を観に行った時に、今回の展示レイアウトを思いつきました。
『 四季 と 木 』をイメージした空間です。
子ども達の作品が素晴らしいのは勿論ですが、さらに、一つ一つが繋がってストーリーを感じたり、一つ一つが集まってどっしりとした存在感のある大きな作品になったり、
会場全体が(そこにいるスタッフや鑑賞者をも巻き込んで)作品(あるいは、物語り)の一部になっているような、そのような会場づくりを目指しました。
貸しギャラリーでしたので、展示方法にも制限がありましたが、その中でも納得のいく展示ができたように感じています。
これまでは作品展の裏側を、保護者の方に見せることはあまりなかったのですが、
今回はとくに、会場が広かったこともあり、事前準備から会場設営まで、多くの保護者の方々にお手伝いいただきました。
まるで文化祭の準備のような時間の中で、それぞれの得意分野が見えてきたり、普段お話する機会のない方同士が、一つのものを作り上げる時間の中で、温かい交流が生まれている様子もまた素敵なものがありました。
また、今回の展示で急成長したのが、インターン中の高校生。
展示方法にも妥協をせず、観る人を感動させるためにどうしたらいいのかを考えている姿が頼もしく感じられました。自分で考えて行動し、さらには周りを元気にする持ち前の明るさには、本当に助けられました。
その他にも、多くの方が今回の展示に関わってくださっています。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
夢のような時間はあっという間に終わってしまいましたが、
毎年作品展では、「作者へのメッセージカード」というもがあり、来館者は気になった人へメッセージを送ることができるのですが、このカードが子ども達の展覧会後の “お楽しみ” であり、嬉しそうに読んでいる姿が印象的でした。
一人ひとりの感想が、子ども達の自信となり、また次の作品作りへのエネルギーになっていくのだろうと思います。
さぁ、また来年も楽しみましょう!
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メリークリスマス!

作品展が終わり、ホッとする間もなく、通常レッスンが始まりました。

幼児クラスさんは、木の枝や木の実を使ってクリスマスオブジェを。

形は決めず枝の組み合わせで自由に考えてもらうと、

一人ひとり違った素敵な造形が生まれました。

Happy Christmas!

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「アトリエ作品展」・「卒業制作プロジェクト報告展」を開催します!

 2023年12月2日(土)3日(日)にアトリエの作品展を開催します。
今年もLallasoo Poopo Lab.さんがチラシ及びポスターを担当してくださいました。
表面の絵はアトリエに通う2年生の女の子が描いたものを起用しました。
深みあるブルーと、混色された黄色のマチエールの力づよい月、そして、どのようにも想像が膨らむ印象的な絵。とても素敵にデザインしていただいたチラシの印象を作品展の会場にも繋いでいきます!
 展示では、一人ひとりの人間性を押し出しつつ、一つの空間作りに挑みます。
そして、目玉の一つに、6年生のいるクラスで毎年行う、卒業制作プロジェクトの報告展示があります。
今年は、実験写真家の上原ゼンジ氏そして、画家の東田理佐氏のお二人をお迎えしました。とても見応えあります。是非ご覧ください❗️
*****
「自分で考え、挑戦し、発見する」
アートの広さ と 深さ に触れる機会を
多方面から提案する アトリエの作品展
創造アトリエ おおきな木 
日時:12月2日(土)10:00-18:00
   12月3日(日)10:00-16:00
   (いずれも入館は終了時間の30分前まで)
主催:創造アトリエ おおきな木
協力:上原ゼンジ(実験写真家) / 東田理佐(画家)
会場:川口市立アートギャラリー アトリア https://atlia.jp 
[アクセス]
〒332-0033 埼玉県川口市並木元町1-76
JR 川口駅(京浜東北線)東口から徒歩約10 分
駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
お問合せ:080-5038-4913(創造アトリエ おおきな木 川﨑)
※お願い※
会場内への飲食物・生花の持ち込みが禁止となっております。出展者へのお祝いのお花等、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
▢チラシ・ポスターデザイン
Lallasoo Poopo Lab. https://lallasoo.com/
▢卒業制作プロジェクト ゲストアーティスト
上原ゼンジ(実験写真家)https://zenji.info/
東田理佐(画家)https://risaton68.exblog.jp/
 
 
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ペン画 -花-

7月のアトリエ。

たくさんのお花をいただいたことと、前回のスイカで、しっかり観察して描くことを意識できたので、久しぶりにペン画を。こちらも下書きなしです。

墨を使うと、より修正が効かないので、

誰かが、ポツリと

「描ける気がしない、、」と。^ ^;

他の誰かが、

「めちゃくちゃ楽しそー!」

「ミスっても、それをいかせばいーんじゃない?」と。(その通り!)

皆でやると、色々な発言があっていいものです。^ ^

出来上がった皆の花の素晴らしいこと!

こぼれた墨も、あれ?となった線も、作品自体に魅力があれば、まったく気にならないと、本人達も気付いたようでした。^ ^

 

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「スイカ」

7月は、みずみずしいスイカを描きました。丸ごとのスイカを見て、皆大盛り上がり!とっても甘ーい。^ ^

三原色を基本として色づくりを行い、スイカの色や、形、重さや、質感をよく観察して描きます。(低学年は主に色や質感に注目するために、三日月型にカット。高学年は立体を意識するために、さらに半分にカットしました。)

微妙な色づくりは実験のようで、難しいけれどワクワクした気持ちが大きく、皆とても集中していました。

下書き無しで少しづつ描き進めていくと、いつのまにか見事なスイカに!

終わった後は、皆で食べたり、持ち帰ったり。

「同じスイカでも、こんなに違いが出るんだねー!」と鑑賞の時間も盛り上がりました。

自分で色を作るからこそ、その違いがより出てきますね。

普段から是非、絵の具セットの中の色だけでなく、自分で色を作って描いてほしいなと思います。^ ^

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「“傘”にお絵かき!」

今月はビニール傘をキャンバスにして念願の傘にお絵かきをしました。

さぁ、何を描こうか!

太陽の日差し、優しい風、ポツポツ雨、嵐、雷、竜巻、などのお天気をきっかけに描き始めると、虹や風船が現れたり、そこに自分やママやパパが登場したり…、

雨が降って出来た、おおきな水たまりが海底になって、そこに海底生物が現れたり…、

山を描き、ドライブするための車が出てきたり、ドライブするためにもっていく、おにぎりが出てきたり…、

とにかく、絵具が混ざっていくのが楽しくなって、ひたすら傘をパレットに混色パーティが始まったり…、

ビニール傘ならではの、“内側から描く”が楽しくなったり…、

それぞれの楽しい「傘にお絵かき」の時間になりました。(^^)

 

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「シャボン玉」

少し遡りますが、5月、梅雨を迎える前のすがすがしい季節の中、みんなでシャボン玉をして遊びました。せっかくなので、シャボン玉を飛ばす道具も針金を曲げてつくってみました。

ハート形ならシャボン玉もハート形になるのだろうか?

グチャグチャなヘンテコに曲げた針金でもシャボン玉は飛ばせるのだろうか?

そんな「???」な疑問も、造形遊びの中で試すのも楽しいですね。(^^)

たくさん遊んだ後は、おおきな紙に思い出しながら描きます。

小さなシャボン玉がたくさん浮かんでいたり、おおきなシャボン玉の中に小さなシャボン玉が入っていたり、印象に残った色が力強く描かれています。

「楽しかった~」が伝わる、それぞれの絵になりました。

 

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「アトリエバックづくり」

新学期になり、幼児クラスには、新しいメンバーがたくさん入ってきてくれました。これからアトリエでの活動を楽しんでもらえるように、アトリエバックを制作しました。既に持っている子達も2つ目をつくりましたよ。(^^)

アトリエをオープンしたての頃に、地元川口市にある染色工房ninoiroの西大三さんに教えていただいた型染めです。少しアレンジしてみました。専門的な顔料を使っているので、発色も定着も良く、長く使えます。

表面は切り紙でデザインをし、その上にステンシル。

裏面は、マスキングテープやシールをつかってデザインしたり、手描きで描きこんだり。

制作工程に戸惑いながらも、慣れてくると一人で出来るようになっていました。

小さな子ども達は、色々なことが初めてです。ちょっと難しかな?と思うことでも、どんどんやりたがります。そのうちに自分のモノにしていくので、大したものだ!と感心します。

すこし難しいくらいが、ちょうどいいような表情を見せながら、みんな納得の一枚を仕上げていました。(#^.^#)

■染織工房ninoiro ホーム | ninoiro

 

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